住宅を購入するなら、新築戸建てのほうがたくさんのメリットがあるように感じるかもしれません。
けれども、中古戸建てにも魅力的なメリットがありますから、知っていると物件選びの役に立つでしょう。
そこで今回は戸建ての購入をご検討中の方に向けて、中古戸建てのメリットとデメリットについてご紹介します。
中古戸建てのメリットとデメリットを知ろう！①コストがかからない点が魅力
中古戸建ての大きなメリットは、似たような条件の新築戸建てを買うよりも、コストを抑えられることでしょう。
同じ価格帯の新築戸建てと比べて、立地の利便性や敷地面積の広さなどの条件がよい可能性もあります。
また、安い中古戸建てを購入して、自分好みにリノベーションすることもおすすめです。
土地の広い中古物件を買って、生活しやすいようにリノベーションすれば、同じ広さの新築物件を購入するよりもコストを抑えることができるでしょう。
設備を最新のものにしたり、構造の補強工事を行ったりすれば、中古でも十分快適に暮らせる住まいができます。
マンションと比べても、毎月の管理費や駐車場代がかからない分、費用の節約がしやすいと考えられるでしょう。
中古戸建てのメリットとデメリットを知ろう！②利便性の高い立地も選べる
新築住宅は、空いている土地がないと建てられません。
けれども駅近などの利便性が高い立地には、すでに建物があることが多いでしょう。
そのため、新築住宅を建てようとした場合、立地にこだわりが強いと土地探しが難航してしまうかもしれません。
その点、中古戸建ては供給量が多いため、希望の立地で見つかる可能性が高くなります。
建設中の住宅と違い、実際に建物を見ることができるので、間取りや家事動線を確認しやすいこともメリットです。
ただし中古戸建ての購入を検討するときは、デメリットもきちんと知っておくことが大切です。
大きなデメリットは、やはり物件が古いことでしょう。
築20年を超える住宅の場合は、メンテナンスやリノベーションが必須になるかもしれません。
費用がどのくらいかかるのかは、工事の内容によって変わります。
キッチンのリフォームや外壁のメンテナンスには100万円前後の費用がかかりますし、耐震性に不安があるときは補強工事が必要になるでしょう。
ですから物件の状態をしっかりと把握して、必要な費用をきちんと調べてから、それらを踏まえてじっくりと検討することが大切です。
まとめ
中古戸建てのメリットは、価格の安さや立地のよい物件が探しやすいことなどです。
ただし築年数や状態によって、メンテナンスやリノベーションが必要なこともあります。
そのための費用がかかっても満足できそうな物件を見つけたら、ぜひ購入を検討してみましょう。
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